
さくら祭典の役員の皆様と定期的にDX会議を行っています。
DXというのは社内のデジタル化や業務の効率化はもちろんのこと、世にデジタルが浸透することによっておこった消費者の行動変化への対応、また従来の垣根を超えた競合への対応が必要です。
つまり、自社のことだけでなく、
・お客様(Customer)
・競合(Competitor)
・自社(Company)
の3C全体で考えることが重要で、私たちはさらに、
・求める価値(Benefit)と
・差別的優位点(Advantage)
というAとBも加えて、AB3CでDXの時代の選ばれる理由を定義しなおしています。
さくら祭典の役員の皆様、今日も長時間お疲れさまでした!
この記事は分かりやすいですね。
ぜひ参考に読んでいただきたいです。
https://special.nikkeibp.co.jp/atcl/ONB/21/aws0831/?P=2
DXの時代に企業が成長するために必要な思考
①経営トップがDXの本質を理解し、単なるITツールの導入だけでなく「事業の再構築に強い覚悟」を持つ
②失敗を恐れず次の挑戦に向けて必要なプロセスと捉える
③マーケットイン(顧客視点の商品開発)を重要視してマーケティングを行う
続いてこの記事もわかりやすいです。
https://special.nikkeibp.co.jp/atcl/ONB/21/apptio_1005/?P=2
DXを阻害する4つの足かせとそれを乗り越えるチャレンジ
①経営者のDXのとらえ方がバラバラで戦略が定まらない
②デジタルと現場と経営とを紐づける人材不足
③現場を中心としたにDXに対する抵抗により経営との間に断絶が起きる
④古いITシステムが足を引っ張っている
DXに本来必要な人材はエンジニアではなく「デジタルで何ができるか」と「自社のビジネス」を共に理解している人材。
でも経営陣にITの知識がない。IT部門はビジネスのことを知らず、ビジネス部門はITのことを知らない。
そのためまずはITに比較的明るい若手に挑戦させるカルチャーを持つこと。
そのための環境と時間と教育を用意する覚悟を持つことです。
DXというと自社のデジタル活用のことを指すことも多いですが、本質はデジタルによって起こった世の中の環境変化への対応。すなわち「デジタル社会に求められる自社の提供価値の変革」が必要です。
このあたりを動画にまとめましたのでご覧ください。
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)というと、ネットショップを構築したり、システムを導入して生産性を上げるなど自社のデジタル活用に目が行きがちですが、一方でお客様もデジタルを活用してその行動を変化させているということを忘れてはいけません。
多くのマーケティングがそうであるように、ぜひお客様視点でもDXを考えてみましょう。

例えば小売業の場合、お客様の多くはお店に足を運ぶ前にインターネットを使って情報を仕入れます。
実際にその商品を使っているユーザーのSNSやブログを見たり、レビューサイトや比較サイトを参考にすることもあります。
やがてどこでも売っている不特定多数向けの商品では満足できず、自らの細かいニーズや価値観に沿った商品を求めるようになるでしょう。
そして実店舗でなくアマゾンや楽天などのネットショップで購入を検討するかもしれません。
そのようなシーンで、今ある商品を単純にネットで販売したり店舗へ集客をしたところで本当に選んでもらえるでしょうか?
DXの時代は広い意味で様々なデジタルによる変革が起こっていますが、一般消費者にとって最も身近なデジタルとはインターネットやスマートフォンです。
ユーザーは24時間365日いつでも自分だけの情報を手に入れられるようになりました。
この情報を手に入れたユーザーに選んでいただける新しい戦略を構築すること。
これが中小企業にとって最も重要で最も難しいDX対応です。

