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アクセス解析ではWebサイトに来た人の地域を調べることができます。


来店型のビジネスの場合、多くのターゲットはお店から半径○○kmまでとかの地元の方々だと思いますが、Webサイトの場合は意外と圏外から流入が多い場合があります。


交通の便なのか、他の理由からか流入数の半分が想定ターゲット圏外という場合もあります。


B2BのビジネスやメーカーのWebサイトであれば特に地域性は関係なく、商品に特徴があれば外国からアクセスがあることも多々あります。


もちろん、ただアクセスがあるだけなら、単に調べものをしているだけかもしれませんので、これも目標に達しているか(コンバージョンがあるか)という指標が重要になります。


これらのデータをきちんと活用して、ターゲットに的確にPRしていきましょう。


Webサイトのお客様はどこから来ていると思いますか?

大体は検索エンジンといった答えが多くなると思いますが、Webサイトの流入元(チャネル)はいろいろ考えられます。


Googleアナリティクスでは、これらのチャネルを 、初期設定では、『Organic Search』『Direct』『Referral』『Social』としています。これに広告をしている場合は、『Display』や『Paid Search』が加わります。

ひとつずつ説明していくと下記のような感じです。


『Organic Search』:自然検索。YahooやGoogleで検索して入ってきたこと

『Direct』:ブックマークやURLの直接入力、メールリンクなど

『Referral』:ポータルサイトなどの参照サイトからの流入

『Social』:ソーシャルメディアからの流入

『Display』:ディスプレイ広告からの流入

『Paid Search』:リスティング広告からの流入



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例えば、このサイトでいうと自然検索の流入が多いということになりますので、冒頭にお話しした通り「検索エンジンから来る人が多い」ということになります。

ただ業種によってはSNSやブログ、業界のポータルサイトからの流入も大変多くなってきています。


例えば、『Referral』(ポータルサイトなどの参照サイト)でいうと、具体的にどこから入ってきているのかもわかります。

ブログやQ&Aサイトから入ってきているのであれば、実際の記事でどのように書かれているのかも調べることができます。

ブログで貴社の利用者が感想を書いてくれていたり、Q&Aサイトでユーザーにアドバイスしていたりするわけです。これはお客様の生の声ですので、意外なニーズが拾えるかもしれません。


また、こういった流入元で大きな指標になるのも、やはりコンバージョン(資料請求や購入につながったか)です。

ポータルサイトに有料で登録していても、コンバージョンに至っていないのであれば、いたずらに流入数だけを増やしてしまっている可能性があります。


逆に、流入数は少ないがコンバージョン率の高いチャネルがあれば、それをどう生かすか考えることで、コンバージョン数を増やすこともできるかもしれません。


検索エンジンで上位表示されるようにすることを一般的にSEOと言われていますが、このSEOについてのご質問が多いので、少し書きたいと思います。(正解は公開されていませんので、あくまでも私の考えと聞いた話です)

SEOには大きく分けて内的要因と外適要因があります。
ざっくり言うと内的要因はウェブサイト内の作り方が適切であるかどうか。外的要因はバックリンク(他のウェブサイトからのリンク)の量と質などの要因が大きいようです。

内的要因については、ちゃんとしたウェブ制作会社さんであれば、そのことも考慮して制作時に適切に提案してくれると思います。
ウエブサイトはその後育てることが重要なので、コンテンツを追加・修正したり、ブログを書いたりすることによって、内的な要因が高まっていくと思います。

ただ後から行うSEO、特にバックリンクについては注意が必要です。
もともとバックリンクがなぜ評価されるかというと、論文などは引用率が高いと、他者から評価されていると判断されていたので、この考え方を持ってきたようです。

以前はコンピュータが自動的に意味のないウェブサイトを量産し、そこにこれまた意味のないリンクを大量に貼るというサービスがありましたが、これは今では正直逆効果だと思います。
バックリンクはただ増やせば良いというものではありません。
リンク元のウェブサイトの質というものが重要です。
自社サイトとリンク元サイトの関連性や、リンク元サイトのページランクなども深く関係しているようです。

最近注目なのはコンテンツ内容とリピーターの関連性と言われています。
例えば自転車屋さんを探してるユーザが「自転車 岡山」と検索をし、その中からA社とB社のウェブサイトを見たとします。
このユーザは一通り2社の内容を見た後、3日後にB社の社名検索でウェブサイトを見たとします。
(ここでは社名検索がポイント)
一般的にはこのユーザはA社とB社のウェブサイトを見比べてB社の方が自分の求めている内容であったので戻ってきたと解釈されます。(そうでないこともありますが)
この場合、検索エンジンはA社よりもB社を評価し、より上位に表示をすると考えられています。
つまりコンテンツの質がSEOに影響しているといえます。

他に、コンテンツマーケティングと言う単語が生まれて数年経ちますが、これも意味のないコンテンツを大量に作るのでは本末転倒であると考えられます。

あまりテクニックや流行にとらわれず、本当にお客様にとってどういった情報が必要なのかをきちんと考えて提供していくことが重要なのではないかと思います。


Yahooニュースなどの右上によく出てくるディスプレイ広告ですが、これは『見る人の興味関心ごとに合わせて出している』ということをご存知でしょうか?

毎回いろいろな動画や静止画で広告が表示されていますが、同じ時間・同じページであっても、見る人全て違う広告が出ているのです。

※興味があれば、許可を得て他人の(特に異性の)PCで、Yahooニュースとか見てみてください。きっと、今まで見たことないような広告種が出ているはず。

これが『ターゲティング』という手法なのですが、どういう仕組みなのでしょうか?

例えば私は、30歳代の会社員で趣味は釣り。

最近デジカメを買おうかと比較サイトなど閲覧しています。

こういった場合、私のパソコンには私の興味関心に合わせて、下記のような広告が現れる訳です。

■ 釣具メーカー

■ デジカメ

■ 会社員向けのビールなどの商品

■ アウトドア用品

これは過去4週間の閲覧履歴と検索履歴などに基づいて計算されていますので、私の行動を追えば、私の興味関心ごとがわかるのは当然ですね。

また広告の表示は、Yahooのサイトだけでなく日常見ているニュースサイトやサービスサイトを中心に国内主要70以上のサイトに一度に登録できるので、国内での接触率は90%以上といわれています。

例えばゴルフショップ様なら、『岡山市のゴルフに興味のある30~50歳代にむけて』なんて広告ができるので、とても効率的です。

【1】 地域を絞る(市・区まで可能)

【2】 興味関心ごとにあわせる

【3】 年齢・性別を絞る

このようにバラマキではなく、いま興味のある人に訴求することを『ターゲティング広告』といいます。


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